フランスのワイン

フランスはボルドー,ブルゴーニュ,ローヌのほかにいろいろな地区でワインが作られています。 どちらかというとマイナーな地区のお値打ちなワインをみつけて紹介したいと思います。
最近はVDPの量り売りの安いデイリーワインを愛飲しておりワインページの更新頻度が落ちています。
ワインの味と価格は完全には比例関係にないように思っています。(更新2005.5.1)

★お勧めのワインです。
CHANTENAY, CEPAGE SELLECTION   シャントネ, セパージュ・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン
良いシャトーものを紹介した次にはその対極をなす安物のワインの紹介だ。
大阪の(株)徳岡が輸入して、東町酒販(株)が主にグラン・マルシェで販売してる計り売りのフランス産のVDPデイリーワイン。1本348円に相当する。
100ミリリットルで48円のワインだ。 空き瓶を持っていけば入れてくれる。1升瓶でも構わない。
計り売りだからラベルもないが、瓶の首にラベルを引っ掛けてくれる。 種類はカベルネ・ソーヴィニヨンの他にメルローそして白のカベルネ・ブランがある。
値段は安く、香りは少ないもののコクと味わいも適当にあり、毎日飲んでも飽きないのが良い。この1年余り夕食時にはこれを水のように呑んでいる。出来の悪い2000円クラスのワインよりも美味い。
(株)徳岡  348円
CHATEAU LA FLEUR-PETRUS, POMEROL 1986   シャトー・ラ・フルール・ペトリュス 1986
シャトー・ペトリュスとシャトー・ラフルールの間に位置することがシャトー・ラ・フルール・ペトリュスという名前の由来と言われている。
シャトー・ペトリュスを経営するムエクス家が所有しており、ペトリュスに隣接したポムロールでも高い品質のブドウを生産している。
ワインの色は紫に近い濃厚な赤色で、プラムやブラックベリーなどの果実香とスパイシーなハーブの香りとともにモカの甘さを感じさせる香りがする。
味わってみると、ワインはミディアムボディからフルボディで、タンニンも酸も調和して舌触りの良いワインで心地良く飲んだ。
同じ量を飲んでも良いワインだと酔いが早く回るような気がする。
時価約3万円
CHATEAU POTENSAC, MEDOC 1995   シャトー・ポタンサック,メドック 1995
ポタンサックはシャトーはメドック地区のCrus Bourgeois(クリュ・ブルジョワ)級で Ch.Leoville Lascases(シャトー・レオヴィル・ラスカーズ)と同じ醸造者。
濃いガーネット色でカシス系の香りがあるが、香りはまだ十分開いていないような感じ。味はバランスがとれているがタンニンは強く、十分熟成されていない。やや早すぎたかと思う。レストランでは1万円くらいの値段がついていることがある。
(株)やまや  3980円
★お勧めのワインです。
GRAND VIN CHATEAU LYNCH BAGES, PAUILLAC, GRAND CRU 1997   シャトー・ランシュ・バージュ 1997
ポイヤック村の中心にあり、1749年からドメーヌ・ド・バージュと呼ばれていたこのシャトーを、17世紀にアイルランドから移住してきたLYNCH家が所有。1934年からカーズ家が受け継ぎ、現在のオーナーはボルドーの英雄とも称されるジャン・ミッシェル・カーズ氏で、彼が産み出したワインは、このランシュ・バージュに始まり、ピション・ロングヴィル(バロン)やレ・ゾルム・ド・ペズなどがある。
ポイヤック村のジロンド川に沿った砂利質の多い土壌で収穫量を抑えてブドウにより多くの養分を集中させて高い品質のぶどうを作っており、ランシュ・ バージュの品質は1級のシャトーに匹敵すると評価されている。
ワインの色は濃いルビー色で、風味は凝縮した果実味と新樽の熟成香を感じ、力強いタンニンが印象に残った。
エノテカ株式会社   7450円
PIERRE RAILLARD GEVREY-CHAMBERTIN 1er cru 1991 ピエール・ライヤール・ジュヴレ シャンベルタン,プルミ エクリュ1991
ジュヴレ・シャンベルタンの一級ワインで、通し番号(000050)が入っている特別のエチケット(ラベル)が貼ってあった。ピノ・ノワール独特の華やかなアロマと、熟成のブケに溢れた、銘酒を期待して開栓した。 色は透明感のあるルビー色に、オレンジが入り始めており、香りは期待したほどではない。味も枯れており、これ何?という感じ。
その後インターネットで検索してみたがPIERRE RAILLARDピエール・ライヤール?なんてのは出てこない。ラベルは保存してあるが、どこかで作ったインチキワインだったのだろうか。
(株)成城石井  価格不明
CHATEAU GLORIA ST. JULIEN 1995 HENRI MARTIN シャトー グロリア・サン・ジュリアン 1995
シャトー・グロリアはクリュ・ブルジョワ級だが、近年グラン・クリュと同じ評価を受けている注目度の高いシャトー。サン・ジュリアン村長でボンタン騎士団の団長のアンリ・マルター氏の所有のシャトーとしても有名。
まろやかでスパイシーな味と香りが高く評価されているワインというので飲んでみた。
ワインの色は濃いルビー色で、香りはやや弱いが、タンニンは強いが角がなく、味はまろやかで価格に見合った味が楽しめた。
サントリー  4980円
★お勧めのワインです。
C, LE CABERNET 1998   C ル・カベルネ カベルネ・ソーヴィニヨン 1998
格付けはVin de Pays D’ocである。
樽熟成したワインらしくなかなか芳醇な味がする。お値打ちなワインだと思う。
山信商事(株)    1150円
2004 VIN PRIMEUR VIN DE PAYS DU GARD   ヴァンドペイ・ド・ギャール・プリムール 2004
瓶に直接綺麗な花柄の印刷がしてあるのに惹かれて購入。
南フランスで作られたワインで味は軽いが薫りも風味も少ない。
どうやらガメイではないぶどうで作られているようなワイン。
セントミハエルワイン&スピリッツ(株)    849円
BEAUJOLAIS NOUVEAU GEORGES DUBUEUF 2004  ホジョレー・ヌーヴォー ジョルジュ・デュブッフ 2004
2003のボジョレー・ヌーヴォー・ジョルジュ・デュブッフで失望したはずだが、1年も経ってみると ひょっとしたら、という期待で1本買ってしまった。 味も香りも薄いのにがっかり、というか、昨年の感想からは期待通り美味くなかったというべきかも知れない。
輸入元 サントリー (株)       
BEAUJOLAIS NOUVEAU GEORGES DUBUEUF 2003  ホジョレー・ヌーヴォー ジョルジュ・デュブッフ 2003
ボジョレー・ヌーヴォーは日本では非常に割高で同じ金額を出すならヌーヴォーでないものの方が お値打ちなので、最近はわざわざヌーヴォーを買ってまでは呑まなかった。今年 はぶどうの出来が良いというニュースに釣られて買ってみた。ラベルにはボジョレー最高 の名醸造家ジョルジュ・デュブッフが醸したフレッシュでフルーティな味わいのまさに心 踊るようなボジョレー・ヌーヴォーと書いてあり、期待して開栓してびっくり。風味は無 くぶどうジュースのような風味で、酸味は感じるが味が全く無い。コメントに苦労して黙 っていたら、横にいた妻が『まるで河内ワインみたいで不味い』と表現した、そうだ、ぶ どうジュースに焼酎を混ぜたような味だ。今年はぶどうの当たり年かも知れないが、ジョ ルジュ・デュブッフも大量生産して品質が落ちたのだろうと思う。これに限らず有名にな ると品質が落ちるワインの例は枚挙に暇が無い。ボジョレーならジョルジュ・デュブッフ のマークを見て買えば間違いがないと思っていた神話も壊れた。
輸入元 サントリー (株)        1680 円
CHATEAU PEYRAT 1999   シャトー・ペイラ 1999
AOC コート・ド・カスティヨン。
コルク栓の裏に酒石酸の結晶がついていた。
熟した果実の香りにスミレの香りが混じったような感じ。
ワインの色は透明感のある深い赤。タンニンは余り強くなく、口当たりは良い。
やや酸味を感じる。安物のワインでシャトー表示してあるものは酷いワインが多くリスキーだが、 これは正直なところ価格を考えるとまあまあのワインだった。
日本酒類販売(株)     950円
★お勧めのワインです。
CHATEAU BONNET 2000   シャトー・ボネ 2000
ANDRE LURTONアンドレ・リュルトン家の所有するボルドーのシャトーのひとつで、240ヘクタール もの栽培をしている。
開栓した瞬間の香りは薄いが、しばらく時間を置くと香りが立ってきた。
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローをブレンドしたワインは果実味豊かで、程よいコクと バランスの良い味わいがある。
価格を考えると値打ちかも。店によっては1500円程度の価格のところもある。
(株)モトックス    1240円
ILE LA FOREGE 2001 CABERNET SAUVIGNON  イル ラ フォルジュ 2002
格付けはVin de Pays D’ocである。
カベルネソーヴィニヨン種で作られ、樫の樽で12か月熟成されている。
フィルタリングしてないというワインは黒く濃い色をしている。
味も濃くラスベリーやブルーベリーの香りとともにレッドペパーの香りを加えたような風味があり、 香りとコクがうまくバランスしている。
以前紹介した2001年ものよりはるかに美味い。
価格も買った店が異なるためか2001年ものの1180円に対して、2002年ものは980円だった。
輸入元 (株)モトックス    980円
CAVES DE PAPES, COTE DU RHONE 2001   カーヴ・デ・パプ,コート・デュ・ローヌ 2001
鮮やかな赤色のワインで香りは複雑な香りがする。
グルナッシュやシラーなどの複合した味はしっかりしたタンニンで、コクがあるというより渋過ぎる ように感じる。酸味も強い。余り美味くない。
輸入元  メルシャン (株)    958円
CASTEL VIEUX PAPES   カステル・ヴュー・パプ
旅先でワインを飲みたくなったが、酒屋も閉まっており、コンビニにあったワインをノーチョイスで 買ってみた。安かろう、悪かろうの典型。
こんなものを呑んでいるとワインの味はこんなものかと誤解されかねない酷い味がする。
ぶどう色の液に焼酎を混ぜたような味がした。耐えられなくなり、ボトル半分で残りを捨てた。
安物のワインは呑んではいけないという教訓を学ぶのに最適のワイン。
輸入元 サントリー(株)    660円
COTES DU RHONE ROUGE, BELLERUCHE 2001   コート・デュ・ローヌ・ルージュ,ベルルーシュ2001
シラー50%とグルナッシュ50%で作られたワイン。香りはまずまずあり、ワインの色はやや濃く、 やや酸味が強いがタンニンもしっかりしている。レストランでの価格は2800円と良心的だった。
輸入元  日本リカー(株)   1700円
CHATEAU CHANTE-GRIVE 1998   シャトー・シャント・グリーヴ 1998
Cote de Castillon, Grand vin de Bordeauxと表示されている。
ラベルにはカベルネソーヴィニヨン種50%、メルロ種40%、カベルネフラン種10%で バランス良くブレンドされ、コストパフォーマンスの高さから現地で特に人気が高いワインと 記載してあるが、輸入している日本リカーのホームページではメルロー80%、カベルネフラン 20%と書いてあり、本当はどんなぶどうがどのようにブレンドしてあるのか良くわからない。
ワインの色はやや濃いが、透明感がある。香りはほのかにフルーツ臭。酸味が強く、タンニンも 強いので後味として舌に渋みが残る。 有名な酒商のムエックスJean-Pierre Moueix扱いのワインだから期待したが駄目なワインだった。
輸入 日本リカー(株)      1500円
BORDEAUX SUPERIEUR 2000   ボルドー・シューペリール 2000
フランスのボルドー地方で醸造され樽熟成されたワイン。
ダイエーが輸入してラベルにも日本語で「我が家のワイン」と書いてあり、しかも「樽熟成」と これも日本語で記載してあったので、つい買ってしまった。
やや酸味が強いミディアムボディのワインで、確かに樽熟成の香りはするが価格相応の味。
輸入元(株)ダイエー   880円
ILE LA FOREGE 2001 CABERNET SAUVIGNON   イル ラ フォルジュ 2001
カベルネ・ソーヴィニヨンで格付けはVin de Pays D’ocである。
12か月の樽熟成を経て 香りとコクがうまくバランスしており、まずまずのワインである。
香りはブルーベリーなどの果実風味にレッドペパーなどの香りが混ざったような香りである。
同じ醸造元からメルローも販売されている。
ドメーヌ・ポール・マスが契約農家から 買い付けたぶどうで作るワインだが、レ・ドメーヌ・ポール・マスの方が美味いと思う。
輸入元 (株)モトックス    1180円
★お勧めのワインです。
LES DOMAINE PAUL MAS VIGNES DE NICOLE 2001 Vin de Pays D'oc CABERNET SAUVIGNON-SYRAH
レ・ドメーヌ・ポール・マス  ヴィーニ・デ・ニコル 2001

ドメーヌ・ポール・マスは1892年創立で、伝統的なワイン造りの基本守りながら、新しいワイン造りに挑戦している醸造会社。透明感のある赤紫の濃い色。 ブラックベリーの芳醇な香りに、ミネラル香やスパイス香が厚みを加えている。
オークの樽で8か月熟成したというが、強いタンニンもマイルドになり、酸味と渋味のバランスが良く、芳醇な香りと重厚なコクが楽しめる。カヴェルネ60%とシラー40%のコンビネーションも抜群。お値打ちワインだ。
輸入元 モトックス 1000円
L’EGLISE, GUY CHEVALIER, CORBIERES 1997   レグリーズ  ギイ・シュバリエ 1997
ラングドック・ルーション地方のコルビエールのワイン。
開栓すると果実の香りがして、ワインの色は透明な赤。
味は舌に刺激があり酸味も強い。ぶどうの種類はグルナッシュ。
アルコール分がやや強いようで、ちょっと多めに飲んだら頭痛がした。
輸入元 木下商事(株)   1,150円
GREZETTE TRADITION 1998   グルゼット・トラデシオン 1998
フランス南西部にあるカオールはタンニンの多いマルベックを使い、赤黒いワインを作ってきた歴史をもつ。
香りは珍しい香りで、強いていうなら醤油のような特異な醸造香がする。
味は重く、後味として強いタンニン味が口の中に残る。
輸入元 日本酒類販売(株)   1000円
SAINT COSME LITTLE JAMES’BASKET PRESS サン コム リトル ジェームス バスケット プレス
マンガのラベルで楽しい。年号の表示も無いが、VIN DE TABLEだからガブガブ飲みしなさいという程度のワインなのだろう。
特に良くも悪くもないが、価格が価格だからバーベキューなどしながらガブ飲みするのに適当なワイン。
輸入元 (株)飯田 850円
CELLIER DE MARRENON, COTES DU LUBERRON 2000 セリエ ド マレノン, コート・ド・リュベロン2000 プロバンスの北部の地酒で、AOC Cotes du Luberonスペシャル・キュヴェーだが、香り、味、いずれも特に際立ったものは特色無し。
安物のワインを飲んだという記憶だけが残る。
輸入元 富士貿易(株)   1290円
★お勧めのワインです。
COTES DU VENTOUX 2001 JAS DES CAPITELLES / TERRA VITIS
コート・デュ・ヴァントゥー 2001 ジャス・デ・カピテル / テラ・ヴィティス

ローヌ河流域とプロヴァンスの間に位置する急発展中のAOCで作られたワイン。
色は濃い。まだ若いワインで深みが無いのかと思ったが、なかなか味わい深い。独特な香りと複雑な味でしっかりしたタンニンも感じて気分良く飲めた。アルコール分がやや高いので酔いもまわった。
FOIRE AUX VINS D'ORANGEフォワール・オー ヴァン・ドランジュ2002 金メダル受賞ワイン。
輸入元 メルシャン(株)  1000円
CHATEAU COURONNEAU 1999 シャトー・クロノー 1999
ラベルにはBORDEAUX SUPERIEURと記載してあり、コンクール・ジェネラル・アグリコール・ド・パリ2001 金メダル受賞ワインというので買ってみた。
ぶどう品種 :メルロー 70% カベルネ・ソーヴィニヨン 30%
ワインの色はやや茶色がかったルビー色で、香りは果実の香りがあり、味も酸味と甘みがバランスしてソフトで適度なタンニンを感じるが、特に個性は無いワイン。
受賞歴やシャトーの名前に騙されてはいけないという典型。
(株)ドウシシャ    価格1000円
DOMAINE LA CAUMETTE 1998 ドメーヌ・ラ・コゥメット 1998
格付けはVdPデ・コトーデュ・リブロンVIN DE PAYS DES COTEAUX DU LIBRONでコンクール・ジェネラル・アグリコール・ド・パリ1999 金メダル受賞ワイン。
ぶどう品種はカベルネソーヴィニヨン、メルロー、シラーのブレンド。ワインの色は黒ずんだ深い赤紫色でドライフルーツのような果実の香りがする。熟した果実の味と軽めのタンニンと、ほのかな甘味の残る後口のワインだが、特に印象に残るワインでもない。
(株)ドウシシャ    価格1000円
★★★お勧めのワインです。
CHATEAU RAMAGE LA BATTISSE 1996 シャトー・ラマージュ・ラ・バティス 1996
HAUT-MEDOCオ・メドックで、ポイヤックの西St Sauveurサン・ソヴールにある53ヘクタールの傑出したCru Bourgeoisクリュ・ブルジョワである。ワインのラベルにはGrand vin Bordeauxと表示されている。
香りが良くて味もしっかりしており、申し分のないワイン。
このワインは牛込の「ラビチュード」というレストランで飲んだが、このレストランは良いワインと美味い料理を非常に良心的な価格で提供してくれる。店の雰囲気も良く、日本語の会話が聞こえてこなければフランスにいるのと勘違いするくらいの店で、大好きな店である。以前に居た女性のソムリエは非常に勉強していてお任せでいろいろな美味しいワインを楽しんだことがある。
CHATEAU RAMAGE LA BATTISSE 1996はワイン・リストでの価格は4800円だったが、このワインはインターネットでは2480円で購入できるようだ。
輸入元 (株)ラック・コーポレーション
SAINT AUSPICE, SYLLA 2001 サン・オゥスピス, シラ 2001
格付けはCOTE DU VENTOUXコート・デュ・ヴァントゥーA.C.で、ローヌ川流域地方のワインである。ぶどう品種 :シラー 60%、グルナッシュ 40%
赤紫色のワインで、香りはスパイシーな中に土臭い感じと、果実系の香りが交じっている。 口当たりは良好で飲みやすい。バランスがとれており、却って個性を感じないワインだ。
FOIRE AUX VINS D'ORANGEフォワール・オー ヴァン・ドランジュ2002 金メダル受賞ワイン。
(株)ドウシシャ    1000円
CHATEAU DE BEAULIEU 1999 シャトー・ド・ボーリュー 1999
ワインの色は茶色がかったルビー色。香りは穏やかで、味もマイルドで軽い。タンニンも比較的弱く、飲み易くすっきりとした後口である。ぶどう品種: メルロー60%、カベルネフラン30%、カベルネソーヴィニヨン10%
ソーヴテール・ドゥ・ギュイエンヌというこの地方では最高のワインを生産している村のシャトーで、シャトー・ド・ボーリューのワインは数々のメダルを受賞している。コンクール・ジェネラル・アグリコール・ド・パリ2000で金メダルを受賞している。受賞歴は多いらしいが味は価格並。
格付けは<ボルドーAC>APPERATION BORDEAUX CONTROLEEである。
(株)ドウシシャ    1000円
LA MARTINIERE, BEAUJOLAIS SUPERIEUR 2001
ラ・マルチニエール,ボージョレー・シューペリュール2001

格付けはAOCボージョレー・シューペリュ ール。ワインの色はぶどう品種ガメの鮮やかな赤。香りも味もガメ特有のいちごやフランボワーズの甘ずっぱい香りがするが、やや刺激臭がする。酸味が強く、後味として酸味が口の中に残る。コンクール・ジェ ネラル・アグリコー ル・ド・パリ2002 で金賞を受賞し、3年連続で金メダルを受賞したというのが信じられない。それともこちらの舌が悪いのかも。
(株)ドウシシャ    1000円
DOMAINE PIQUEMAL, CUVEE JUSTIN PIQUEMAL 2001
ドメーヌ・ピクマル, キューヴェ・ジャスタン・ピクマル2001

ラングドック・ルーション地方のワインで格付けはVIN DE PAYS DES COTES CATALANES〈VdPデ・コート・カタラン〉と表示されている。
色は暗い赤色で、少し甘酸っぱい干し果実などの香りがする。やや甘さのある果実味と、焦げたような感じの残る苦みとタンニンの味を感じる。品種 :シラー 33%,カベルネ・ソーヴィニヨン 33%,グルナッシュ 33%
コンクール・ジェネラル・アグリコール・ド・パリ2002で金メダルMedaille d'Or 2002受賞。
(株)ドウシシャ    1000円
DOMAINE CASABIANCA 1999 ドメーヌ・カサビアンカ 1999
ナポレオンの生まれ故郷であるコルシカ島のワイン。ぶどうの種類はニエルッキオ種100%というが、初めて目にした品種で、詳細は不明。ワインは濃い赤色で、香りは熟した果物のようで甘い香りがする。味はしっかりしており、タンニンの渋みが後に残る重いワイン。ラベルの表示はCOTEAUX DE SANTA MARIA-BRAVONE,APPERATION D'ORIGINE CORSE CONTROLEEである。
CONCOURS GENERAL AGRICOLE DE PARIS 2001(コンクール・ジェネラル・アグリコール・パリ2001) Medaille d'Or 2001 金メダル受賞ワイン。
(株)ドウシシャ    1000円
★★お勧めのワインです。
CHATEAU FERRAN 1999 シャトー・フェラン 1999
コート・デュ・フロントネというのはあまりポピュラーでないし、Frontonなどという地名は聞いたことも無いので地図を引っ張り出して調べてみたらトゥルーズの約30キロ北の小さな村だった。 ボルドーとラングドックの間というとわかりやすいかも知れない。
ワインは特異な香りがあり、味もユニークでどのように表現したら良いか判らないが、味は美味である。ぶどう品種はネグレット50%、シラー20%、カベルネ・フラン20%。CONCOURS GENERAL AGRICOLE DE PARIS 2001(コンクール・ジェネラル・アグリコール・パリ2001)メダイユ・ドール2001 Medaille d'Or 2001金メダルをを受賞したワインだけある。どこかの国の首相は「世論が正しいと限らない」と言っているが、ワインの選定に関しては、品評会の評価を参考にするのは良い方法かも知れない。
(株)ドウシシャ    1000円
★お勧めのワインです。
MOILLARD, LA CAJOLE 1999 モアラール,ラ・カジョル1999
地中海沿岸のラングドック地方のシラー種のぶとうから作られたワインで、豊かな酸味とコクがある。厚みのあるワイン。フランス産のシラーを酷評したが、ラングドックのシラーならなかなかいけると認識を新たにしたワイン。格付けはVin de Pays D'oc
輸入元 (株)明治屋      1030円
★お勧めのワインです。
BARON DE MONTESQUIEU, RESERVE 2000 バロン・ド・モンテスキュー, レゼルヴ 2000
ボルドーAOCの格付け。香りは間違い無く典型的なカベルネ・ソーヴィニョンの香りで、軽めの味だがさわやかでフルーティで喉越しが軽くなる。 1000円のボルドー・ワインでは外れの宝籤を買うようなものだと思っていたが、このワインはお値打ちだ。
輸入元 ヴーヴ・クリコ・ジャパン  1000円
★お勧めのワインです。
CHATEAU DE BELLE-COSTE 2000 シャトー・ドゥ・ベルコステ 2000
フランスのラングドック地方で作られたワイン。ラベルに小さく記載してある格付けはAOC Costieres de Nimesコスティエール・ドゥ・ニームである。ローヌ河デルタの広大なAOCである。ぶどう品種はグルナッシュとシラーである。香りもあり、渋みもコクもある重いワイン。典型的なラングドックのワインである。1000円だからお値打ちなワインだ。
輸入元 巴工業 1000円
MICHEL PICARD Cabernet Sauvignon 2001 ミシェル・ピカール カベルネソービニヨン 2001
南フランスのラングドックで収穫されたカベルネソーヴィニヨンを原料ぶどうとして作られたワインで、土臭い香りと樽熟成の古い樽の特異な香りがする。味は重厚で、タンニンも比較的まろやかである。格付けはVin de Pays d'ocである。1000円という価格を考慮するとまずまずのワイン。
輸入元 木下インターナショナル  1000円
MICHEL PICARD SYRAH 2000 ミシェル・ピカール シラー2000
フランス産のシラーSyrahでは良いワインに当たった経験が無いが、またしてもこれもハズレのワイン。ワインの色はシラーらしいルビー色で、香りもまあまああるが、味は熟していない感じのワインで、せめて樽の中で半年でも寝かせれば多少は良くなりそうなワイン。
輸入元 木下インターナショナル  1000円
LA CUVEEE MYTHIQUE 2000 キュベ・ミティーク 2000
南フランスはラングドックの地酒ワイン(Vin de Pays d'oc)である。
開栓すると野性の香りがする。色は真っ黒に見えるくらい深い赤色で、タンニンもしっかりしていて酸味が強い。さっぱりして後味も良い。ぶどう品種は不明だが、ラングドックのワインによくあるようにカリニャン,グルナッシュ,シラーなど多種のぶどうをブレンドしたものと思われる。
輸入元 巴工業 1800円
なお、価格だが、最も高かったのは福岡の天神のデパートの1800円で、一番安かったのは秋葉原の駅ビルの中の店の1200円と大きな差があるのに驚いた。平均的には1480円くらいだろう。
★★★お勧めのワインです。
CHATEAU GROSSOMBLE 1998 シャトー・グロッソンブル 1998 ボルドーA.C.
ぶどうの種類はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローで、12か月の樽熟成がしてあり、香りも
良く、熟れた果実の風味がしてコクがあり非常に滑らかで非常に美味いワインです。
(株)モトックスの輸入で、価格は1480円で、ボルドーワインとしては安価ですが、
数千円のワインに匹敵する味で、コストパーフォマンスが非常に良いワインです。


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